お役立ち記事へ戻る

業種別

自動車整備・板金塗装工場のホームページ(沖縄)|急ぎと予定で設計を分ける

沖縄の整備工場・板金塗装工場のホームページ設計を、依頼が「急ぎ」と「予定」に分かれる前提から整理しました。スマホ最初の画面に置くもの、料金の目安の書き方、施工写真、Googleマップとの情報一致まで具体的に解説します。

「うちはGoogleマップに載っているし、口コミもそこそこある。ホームページまで要るんだろうか」——整備工場や板金塗装工場の方から、そんな声を聞くことがあります。沖縄は生活に車が欠かせない土地で、近所で調べて電話が鳴る流れはできている工場が多いと思います。

ただ、マップの情報だけでは足りない場面があります。板金の見積もりを何社か比べたい人、車検の費用と代車を確認したい人。この人たちは電話をかける前に「どんな工場なのか」を知りたがっていて、そこで見るものがないと、判断がつかないまま別の工場へ流れていきます。

この記事では、整備工場・板金塗装工場のホームページの組み立て方を整理します。デザインではなく「どの情報を、どの順番で置くか」の話です。

整備工場への依頼は「急ぎ」と「予定」に分かれている

この業種のホームページで、私がいちばん大事だと考えているのは、来る人が2種類にはっきり分かれることです。

ひとつは急ぎの人。事故、故障、警告灯が点いた、エンジンがかからない。路肩か駐車場でスマートフォンを片手に持っていて、落ち着いて文章を読む状態にありません。

もうひとつは予定の人。車検が近い、定期点検の時期、タイヤを替えたい、こすった箇所の板金をいくらで直せるか知りたい。自宅や職場で、数社を見比べています。

同じ「整備工場を探している人」でも見たいものは正反対です。優先順位をつけて上から並べるのが設計の要だと考えています。

急ぎの人が見ているのは、実は3つだけ

急ぎの人が知りたいのは、電話番号、今の時間にやっているか、今日見てもらえるか。ほぼこれだけです。スマートフォンで開いた最初の画面に、次のものが入っている状態を目指します。

  • 押すとそのまま発信できる電話番号のボタン、営業時間と定休日(「日曜・祝日休み」まで書く)
  • 対応できる内容の一言(レッカー手配の可否、代車の有無など)、工場の場所が一目で分かる地名

意外と抜けているのが定休日です。「今日やっているか分からない」は、電話をかけない理由になります。書いていなければ、開いている別の工場に電話するだけです。

電話番号は、必ず押して発信できる形にしてください。画像として置かれた番号は、片手で操作している人にとって負担になります。この一手間で電話が鳴るかどうかが変わると思っています。

予定の人は、金額より先に「段取り」を見ている

比較している人が知りたいのは、値段だけではありません。作業日数、代車の有無、保険のやり取りを工場側でしてくれるか。この辺りが書いてあるだけで、電話をかける心理的なハードルはかなり下がります。

料金は断定しないほうがいいと考えています。工賃は車種と状態で変わるので、正確な金額は見てからになります。ただ「お問い合わせください」だけでは、比較している人は判断できずに離脱します。

現実的なのは、「目安」と明記したうえで幅を出すことです。◯◯円から、状態により変わります、という書き方でいい。そのうえで「見積もりの後に金額が変わる場合は必ず事前にご連絡します」と添えておく。金額そのものより、後から勝手に増えないという約束のほうが、安心材料になっていると感じます。

板金塗装は、写真が説明の代わりになる

板金塗装をやっている工場なら、施工前と施工後の写真は最優先で載せたほうがいいと思います。文章で「高い技術力」と書くより、擦り傷が消えている写真を1枚見せるほうが早い。腕を見せる手段がほかにない業種です。

派手な全損修理より、小傷やバンパーの擦りといった依頼の多い内容を並べるほうが効きます。見る人は「自分の車と同じような傷」を探しているからです。ナンバープレートは必ず隠し、お客様の車を掲載する以上、事前の許可は取っておくのが筋だと考えています。

対応できる車種やメーカー、輸入車を扱えるかどうかも、書いてある工場は多くありません。明記する価値があります。認証工場・指定工場(民間車検場)といった区分も信頼につながります。ただし表示のしかたには決まりがあるので、正確な書き方は取得時の書類や所管の窓口で確認してください。

Googleマップとホームページで、電話番号と営業時間を必ず揃える

意外と多いのが、Googleマップに登録した電話番号や営業時間と、ホームページの内容が食い違っているケースです。昔の携帯番号が残っている、営業時間を変えたけれど片方だけ直した、というパターンです。

Googleが検索や地図の順位をどう決めているかは公表されていないので断定はできませんが、それ以前の問題として、見る人が混乱します。番号が2つあれば、どちらが正しいか分からず、電話をかけないという選択が生まれます。

ホームページを作る・直すタイミングは、Googleビジネスプロフィール(Googleマップに出るお店の情報)も見直す機会です。電話番号・住所・営業時間・定休日の4つが一致しているか、まず揃えるだけで取りこぼしが減ります。

一例として、私がこの業種で優先することをお話しします

ここからは、あくまで一例として、私(Yoshiki Web Studio・沖縄県那覇市)がこの手のホームページをどう組み立てるかをご紹介します。押し売りではなく、判断材料として読んでいただければと思います。

私はまず、最初の画面に電話と営業時間を置き切ることを優先します。そのうえで、車検・点検・板金・タイヤといった作業ごとに、目安の金額と作業日数と代車の有無をセットで書く。この3点セットが揃っていないページは、比較している人にとって情報が半分しかない状態だと考えています。

料金は99,000円(税別・実績公開ご協力価格)で、5〜7ページ相当の構成、スマートフォン対応、検索対策の基礎設定、お問い合わせフォームまで含みます。月額の保守は月4,980円からで、任意です。自分で更新できるなら付けなくて構いません。内訳は料金プランにすべて出しています。

構成も文章も、私が本人としてお客様に聞きながら決めます。整備の現場は私よりお客様のほうが詳しいので、「どんな相談が多いか」を教えていただくのがいちばん早い設計方法だと思っています。何を約束して何を約束しないかはわたしたちのお約束にまとめました。

---

もし今、ホームページを持っていないなら、最初にやるべきはGoogleマップの情報を正しく揃えることだと思います。そこが整っていない状態でホームページだけ作っても、効果は半分になります。

板金塗装や車検、輸入車対応など「電話の前に確認したいこと」がある工場なら、ホームページを持つ意味は十分にあります。逆に飛び込みと紹介だけで手がいっぱいなら、今は急がなくていいとも思います。

自分の工場はどちらなのか整理したい、という段階でしたら、気軽にご相談ください。無理におすすめすることはありません。ご相談のフォームやLINEから、今の集客の状況と困っていることをお聞かせいただければ、必要かどうかも含めて一緒に考えます。

よくある質問

Q. Googleマップに載っていれば、ホームページはなくてもいいのでは?

急ぎの依頼だけを受けるなら、マップだけでもある程度回ると思います。ただ、相手が数社を見比べる依頼では、料金の目安・作業日数・代車の有無を確認できる場所が必要になります。比較される依頼を増やしたいならホームページを持つ意味があります。

Q. 工賃は車種で変わるので、料金は載せないほうが安全では?

載せないと、比較している人が判断できずに離れてしまいます。おすすめは「目安」と明記したうえで、幅のある金額を出す方法です。実際の金額は現車を見てから確定すること、見積もり後に金額が変わる場合は必ず事前に連絡することを書き添えておく。金額を隠すより、増える場合のルールを先に示すほうが安心されると考えています。

Q. 施工前後の写真は、何枚くらい載せればいいですか。

枚数より内容だと思います。大きな修理を1件載せるより、擦り傷・バンパーのへこみ・ドアの傷といった、依頼の多い作業を数点ずつ並べるほうが効きます。見る人は自分の車と似た状態を探しているからです。撮影時はナンバープレートを隠し、掲載する場合は事前に許可を取ってください。

Q. 更新する時間がありません。古いままのホームページは逆効果になりますか。

営業時間や定休日、電話番号が古いまま残っていると、見る人が混乱するので不利に働きます。逆に、施工事例の更新が止まっている程度なら、それほど問題ではないと思います。まず直すべきは、変わりやすい情報(時間・番号・休み・料金の目安)です。更新の手が回らないなら、そもそも更新が要らない作りにしておくのが現実的です。

Q. 制作費はいくらくらい見ておけばいいですか。

制作会社によって幅がありますが、一般的には数十万円ほどからという案内をよく見かけます。中身が違うものを同じ言葉で呼んでいるので幅が出るのは自然です。私の場合は99,000円(税別・実績公開ご協力価格)の一本で、5〜7ページ相当・スマートフォン対応・お問い合わせフォームまで含み、後からの追加請求はしません。内訳は料金プランに出しています。

NEXT ACTION

ホームページの現状を整理しませんか?

気軽な質問はLINE、お見積もりのご依頼はフォームからどうぞ。ご相談は無料です。

LINEで相談 フォーム